当ブログは、地球外生命や知的生命にに関する話を趣味でまとめたブログです。

第12回 天文宇宙検定 受験結果

先月受験してきた天文宇宙検定2級の結果が帰ってきました!

 

結果は……

 

f:id:zunphy:20211226204349j:plain

 

合格!!!

 

ちなみに点数は79点でした!!

合格点は70点なので少し危なかったですね…💦

 

でも合格したのでOKです!!

来年は1級にチャレンジしようかな〜

 

 

新型コロナワクチン接種の話

先日2回目のワクチン接種を済ませました!

案の定、副反応がきたんですがかなりキツかったです…💦

体温の変化をメモしてたので、参考までに載せておこうと思います!

 

接種当日

午前:ワクチン接種

15時:36.6 ℃

20時:37.7℃ (発熱、悪寒、頭痛、解熱剤を飲んで就寝)

 

翌日

4時:38.3℃ (発熱、頭痛)

7時:38.4℃ (発熱、頭痛、2度目の解熱剤)

9時:37.6℃ (発熱、頭痛)

11時:36.9℃ (頭痛)

 

接種翌日から副反応が起きやすいそうですが、私は当日夜から副反応が起きました。

上記症状以外にも接種箇所や関節の痛み、倦怠感もありましたね。

もうワクチンは打ちたくないなあ…笑

 

 

三体の感想とか

f:id:zunphy:20210808223517j:plain

 

「三体」三部作読み終わりました!!

 

宇宙の面白さを改めて実感させてくれる作品でした!

 

徐々に明らかになる謎、怒涛の展開の数々

普段小説は読まない自分でも、時間を忘れて読んでしまいました。

作中では三体問題や相対性理論といった単語が登場するんですが、これも物理好きの自分には刺さりましたね笑

 

宇宙好き、物理好きの方は必読です!!

 

Pythonで探る太陽系外惑星

今回は太陽系外惑星のデータとPythonで遊んでみようと思います。

 

使うデータは以下の NASA Exoplanet Archive よりダウンロードしました。

exoplanetarchive.ipac.caltech.edu

 

早速プロットしてみましょう!!

必要なモジュールとデータをインポートします。

(データはexoplanet_data2.csvという名前でダウンロードしました。)

f:id:zunphy:20210208175808p:plain

 

横軸に軌道長半径(AU)、縦軸に質量(木星質量)でプロットしてみます。

f:id:zunphy:20210208180644p:plain

f:id:zunphy:20210208180859p:plain

これだけじゃちょっとわかりにくい…

太陽系の惑星も入れてみましょう

 

f:id:zunphy:20210208182814p:plain

f:id:zunphy:20210208183009p:plain

木星より重い惑星や水星より恒星に近い惑星がたくさんありますね。

天王星海王星の周りに惑星が少ないのは、恒星から遠くて見つかりにくいからでしょうか。

水星の周りにも惑星がありませんね。これは惑星が存在しないのではなく、小さすぎて見つけられないだけでしょう。

 

今後の観測で空白部分が埋まるといいですね。

 

知的生命はどれくらい存在するのか?       ~ドレイク方程式~

 私たちの住む銀河系内にいくつの文明が存在しているのか。

それを見積もる方程式はドレイク方程式と呼ばれ、

1961年に天文学者フランク・ドレイク氏によって提唱されました。

 

ドレイク方程式 

  N=R_* \times f_p \times n_e \times f_l \times f_i \times f_c \times L

 

N:銀河系に存在する知的生命の数

R_*:1年間に銀河系で生まれる恒星の数

f_p:恒星が惑星系を持つ確率

n_e:1つの惑星系のうちハビタブルな惑星の数

f_l:ハビタブルな惑星で生命の誕生する確率

f_i:誕生した生命が知的生命まで進化する確率

f_c:知的生命が電波通信を行う確率

L:知的生命が電波通信を行う期間

 

ドレイク氏は知的生命を「電波で交信できる生命」と定義しており、

R_*からLまでの7つのパラメータがわかれば、知的生命の数が求まります。

では、Nがいくつになるのか実際に計算してみましょう!

 

とはいえパラメータのほとんどがその値がわかっていないので、今回は簡単に見積もってみましょう。

 

R_*

Wikipediaによると銀河系には2000~4000億の恒星があるそうなので、間をとって3000億個の恒星があるとしましょう。

年齢は若く見積もっても130億年(最古の恒星が132億歳!)とのこと。

130億年の間に3000億の恒星が生まれたとすると… 単純計算で

3000億 ÷ 130億 ≒ 23

つまり毎年23個の新しい星が生まれているらしい。(意外と少ない…?)

もちろん、星も生まれては死んでを繰り返しているので厳密な値はもっと変わるでしょう。

 

 f_p

最近は惑星系がたくさん見つかっているので、期待を込めて今回は1とします。

 

n_e

今回はハビタブルゾーン(液体の水が存在できる場所)にある惑星の数としましょう。

太陽系の場合は地球と火星の2個ですね。

他に有名なTRAPPIST-1(トラピスト1)系には3つの惑星がハビタブルゾーン内にあると言われています。

ということで多い方をとってn_eは3とします。

 

f_l

ハビタブルなら生命が誕生する…と言いたいところですが、生命の誕生にはハビタブル以外にも色々な要因(隕石だったり陸地の有無だったり)が考えられるので、今回は10%と見積もってみます。

 

f_i

仮に生命が誕生したとしても、進化の途中で絶滅する可能性も考えられます。

地球でも過去に何度も大量絶滅が起きてるそうですね。

有名なところでは恐竜の絶滅でしょうか。

最近の研究では、過去の大量絶滅の頻度から知的生命まで進化する確率がだいたい15%という結果が出ていたのでその値を使ってみましょう。

 

f_c

今回は知的生命は必ず電波通信を始めると考えて1とします。

 

L

この値は見積もりが難しいですが…

電波通信を行うような文明は1万年続くとしましょう。

 

以上の値を方程式に代入すると…

  N=23 \times 1 \times 3 \times 0.1 \times 0.15 \times 1 \times 10000 = 10350

 

今回の見積もりでは、銀河系には約10000の文明が存在するという結果になりました。

10000というと多そうですが、3000億恒星があると考えると少ないような…

 

現在はパラメータの値のほとんどがわかっていないので大雑把な計算でしたが、

今後研究が進むともっと正確なNが求まりそうですね。

 

[参考]

天文学辞典

https://astro-dic.jp/drake-equation/